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ギター用語集
●ニア・ミント・コンディション/near mint condition
中古やヴィンテージ・ギターの状態を表す言葉のひとつ。限りなく新品同様に近い状態という意味。
●ニカワ/glue
ギター製作で使用されてきた伝統的な接着剤のひとつ。動物の皮や骨等を原料とし、これを水と共に加熱して製造した有機タンパクで、コラーゲンをその母体としている。熱を加えることで個体から液体へ変化する。楽器作りにおいて、理想的な接着剤のひとつとして現在も一部の手工製作家に使用されている。
●ニッケル・シルバー/nickel silver
合金の名称のひとつ。胴+ニッケル+亜鉛の合金で、硬貨やフレットの材料として使用される。洋白、洋銀、ジャーマンシルバー(german silver)などの別名を持つ。
●ニッケル・メッキ/nickel plating
ギターの金属パーツに使用されるメッキの種類。ニッケル・イオンを含む電解液に直流またはパルス電流を流し陰極上に金属ニッケルを析出させる技術による金属の表面加工のこと。他のメッキと比べ比較的容易に管理が可能なため、ギターの金属パーツにも広く使用されている。
●ニトロセルロース・ラッカー/nitrocellulose lacquer
ギターなどに使用される伝統的な塗料のひとつ。綿やパルプから採取し、粉末又は繊維状のセルロースを硫酸、硝酸の水溶液で処理して作るニトロセルロースを主成分に、天然樹脂、合成樹脂、可塑剤を加えた塗料。マーティンでは1920年代半ばから、フェンダーは50年代〜60年代後半まで使用された。
●ニュー・エイジ・ミュージック/new age music
1980年代初頭に登場したイージーリスニング的なインストゥルメンタル・ミュージックのこと。クラシックやジャズ、民族音楽、ポップなどが融合されたスタイルで、神秘主義的な作品が多いのが特徴。ヒーリングといった精神療養の手段としても愛聴される。
●ニュー・オールド・ストック/NOS(new old stock)
フェンダー社のヴィンテージ・シリーズのひとつ。普通の新品状態のフィニッシュであるが、年代が65年までの仕様に関してはネックは艶消しになっているのが特徴。